音作りのポイント
ここでは僕が布袋さんのカバー動画で
やっていたギターの音作りについて解説します。
使用エフェクターについて
動画の中で使っているエフェクターは基本的にBOSSのGT1のみです。
それと時々、発信用の効果音として
ベリンガーのVINTEGE DELAY通称VD400を使っています。
ちなみにディレイは歪みの後に繋ぐのが一般的ですが
この場合、歪みの前に繋ぐのが一つのポイントです。
僕の場合はGT1の前に繋いでいます。
今はこの2つのエフェクターしか持っていませんが
録音後のミックスやマスタリングで音は変化します。
基本的にGT1の中のディレイやリバーブはほとんど使用するこなく
録音後にディレイやリバーブをかけています。
そうすることによって後でかかり具合の調整ができます。
録音ソフトはLogicを使っています。
GUITARHYTHMでの音作りのポイント
基本的にBOØWYを投稿していた時とセッティングは変わりないのですが
大きくサウンドが変化しているポイントとして
JCプリアンプのSP TYPEをオフにしている。
ということです。
当時、布袋さんはROLANDのGP8というマルチエフェクターを使って
アンプを使用せずにライン録りしたとのこと。
布袋さんのブログでも語られています。
あの独特のライン感を出すために
SP TYPEをオフにすることで再現しています。
GUITARHYTHMで使用したGT1のエフェクターとパラメーター
コンプレッサー
TYPE:BOSS
SUSTAIN:65
LEVEL:52
ATTACK:32
TONE:+29
OD/DS
TYPE:RAT
DRIVE:40〜80
(EXPペダルにアサインしてゲインを調整。主にソロの時に踏み込む。曲によって変更あり。)
E.LEBEL:60
TONE:-9
BOTTOM:0
D.LEVEL:0
PREAMP
TYPE:JC-120
GAIN:45
LEVEL:53
BASS:56
MIDDLE:67
TREBLE:19
SP TYPE:OFF
CHORUS
RATE:0
DEPTH:75
E.LEVEL:100
MODE:STEREO1
LOW CUT:160Hz
HIGH CUT:10.0Hz
GT1のペダル|セッティングの基本
特にグロリアスデイズやストレンジボイスなどで印象的なクリーントーンですが
基本の音作りからRATをオフにしただけです。
音作りの順序としまして
まずクリーンの良い音を作る。
それができたら歪みを足すだけです。
歪みを足すと少し暴れる感じが出るかもしれませんが
そこは妥協点を見つけてプリアンプのトレブルを下げたり
RATの歪み具合を下げたりしたら良いと思います。
GT1のセッティングとしてはCTL1のペダルに
RATをアサインしてクリーンと歪みを切り替え。
EXPペダルにRATのゲインを
アサインして歪み具合を調整。
(主にソロの時に踏み込んでました)
僕はパッチの切り替えがとても面倒なので
演奏中はエフェクターのパッチを少なくしたい
という思いからなるだけ1つのパッチで済むように音作りしています。
GUITARHYTHM Ⅱでの音作りのポイント
使用エフェクターは変わらずGT-1です。
使用した内容がシンプルになってます。
GUITARHYTHMⅡで使用したGT1のエフェクターとパラメーター
COMPRESSOR
TYPE:D-COMP
SUSTAIN:61
LEVEL:34
ATTACK:81
TONE:+23
PREAMP
TYPE:MS1959Ⅰ
GAIN:46〜90
(EXPペダルにアサインしてゲインを調整。主にソロの時に踏み込む。曲によって変更あり。)
LEVEL:61
BASS:64
MIDDLE:44
TREBLE:52
PRESENCE:39
SP TYPE:8×12
時々ソロの時に
CLTペダルにOD/DSをアサインして
ゲインアップさせています。
OD/DS
TYPE:BLUES OD
GAIN:8
E.LEVEL:50
TONE:+24
BOTTOM:+3
D.LEVEL:0
GUITARHYTHMⅢでの音作りのポイント
使用エフェクターは変わらずGT-1です。
使用した内容はⅡと同様でシンプルです。
GUITARHYTHM Ⅲで使用したGT1のエフェクターとパラメーター
COMPRESSOR
TYPE:Hi-BAND
SUSTAIN:55
LEVEL:50
ATTACK:79
TONE:+25
PREAMP
TYPE:5150DRV
GAIN:10〜50
(EXPペダルにアサインしてゲインを調整。主にソロの時に踏み込む。曲によって変更あり。)
LEVEL:65
BASS:60
MIDDLE:74
TREBLE:43
PRESENCE:45
SP TYPE:8×12
GUITARHYTHMⅣでの音作りのポイント
使用エフェクターは変わらずGT-1です。
使用した内容は今まで同様でシンプルです。
GUITARHYTHMⅣで使用したGT1のエフェクターとパラメーター
COMPRESSOR
TYPE:D-COMP
SUSTAIN:60
LEVEL:35
ATTACK:80
TONE:+25
PREAMP
TYPE:MS1959 Ⅰ
GAIN:50〜90
(EXPペダルにアサインしてゲインを調整。主にソロの時に踏み込む。曲によって変更あり。)
LEVEL:65
BASS:65
MIDDLE:44
TREBLE:52
PRESENCE:40
SP TYPE:8×12
使用ギターについて
FERNANDES HTー95
こちら視聴者様からの頂き物です。
ラインは自分で、マジックでガタガタにしてます。
指板も黒に塗装してます。
ピックアップはEMG SAに変更してます。
ちなみにEMGに交換前はFGIの白文字でした。
EMGに比べるとFGIの方が高音が暴れる感じで、
これはこれで良かったです。
EMGは高音が少し落ち着いてミドルからローが出てきた感じがしました。
FGIと同様にノイズも少ないし結果として変えて良かったです。
SCHECTERストラトタイプ
僕のメインギターです。
19歳の時から使っています。
元々はジェフベックモデルのようなギターで
ピックアップのセレクターは5wayではなく
各ピックアップ毎にオンオフのスイッチが付いていて
ピックガードも真っ黒でした。
ピックアップのセレクタースイッチが使いにくかったので
5wayに変更し、その時にべっ甲柄のピックガードに変更。
ピックアップは元々モンスタートーン3基。
↓
フロントをダンカンのSSLに交換。
↓
EMG-Sに全て交換。
という遍歴になります。
布袋モデルをEMGに交換した際、EMGが気に入ってしまい
シェクターもEMGに交換しました。
ちなみにヴィンスギルアッセンブリーを購入して
ピックガードごと全て乗せ替えました。
EMG VG20についてはこちら
トレモロユニットはVega Tremに変更しています。
これ、かなりいいです。
アームのアップ・ダウンがフロイドローズ並にできるのと、
ネジ式のトレモロアームにありがちな、あそびがないので
動きに繊細についてきてくれます。
チューニングも狂いにくくなりました。
FERNANDES FR85S
サスティナーが付いてます。
元々はピックガードが付いてませんでした。
紅蓮花のカバーをした時は購入したばかりで
まだピックガードが付いてない時です。
オーソドックスなストラトの見た目が好きなので
ピックガードをオーダーして作ってもらいました。
ボディにザグリとかはせず、
上からペタッと貼り付けてネジで止めてます。
ボリュームやトーンのノブのところもキレイにくり抜いてあります。
ヘッド形が嫌だったので、てっぺんを少し削って丸くしてます。
同時にフェンダーのジャズマスターのロゴになってますが
これはシャレです。笑
見た目の改造は色々してますが
音的な改造は一才してません。
サスティナーを使う曲のみで使用してます。
使用弦とピック
弦はダダリオのコーティングしてあるものを使ってます。
ゲージは09~42
ピックはジムダンロップXLシリーズのJAZZです。
すごく硬いピックを使ってます。
以上で解説を終わります。
参考になれば幸いです。